Shellに勤務していたColin Crooksが環境ソリューションプロバイダーACTのCEOに就任

アムステルダム、2024年1月23日――Shell Energy Retailの元CEO兼取締役会長や、最近では 欧州のShellで再生可能エネルギーとエネルギーソリューション担当副社長を務めたColin Crooksが、2024年4月1日付けでACT GroupにCEOとして入社します。 

Crooksは、2009年にACTを設立して世界をリードする環境ソリューションのプロバイダーに成長させた、共同創業者Bram Bastiaansenの後継者です。 Bram Bastiaansenは引き続き取締役会の顧問としてACTにとどまり、 M&A、大規模な商業プロジェクト、そして全世界の多数のお客様とACTの関係強化に注力します。 

ACTはグローバル企業から中小企業に至る、幅広い分野の企業とパートナーを組んでいます。当社は専門家に裏打ちされた、エンド・ツー・エンドの脱炭素化・環境関連のソリューションを提供しており、ESGの目標を達成し、地域・国・国際レベルや地球規模で政府や権威ある機関が定めた環境規制要件を満たす力を企業に与えます。 

「ACTは、持続可能エネルギーへの世界的な移行を加速することに情熱を注ぐチームを率いるという、素晴らしい機会を与えてくれます」とCrooksは述べています。「BramとJaap JanssenはACTを、科学的統合性に裏打ちされた環境ソリューションを提供する、企業から高く評価されるパートナーに育てました。「方法や規模や場所を問わず、企業が有意義で建設的なインパクトを環境に与えられるようにするため、私たちは引き続き支援に注力してまいります。」 

Crooksには再生可能エネルギー分野における10年間を始め、エネルギーソリューション業務に携わった数十年におよぶ経験があり、その中で得た知識をACTにもたらしてくれます。Shellに在籍した31年間に数種の幹部職を務めました。その中には、First Utility(後のShell Energy)小売事業部門のCEO在任期間も含まれます。2020年、より持続可能な経済への移行加速を目指す、欧州における同社の再生可能エネルギー&エネルギー・ソリューション事業を率いる役職に昇進しました。Crooksは職歴全体を通じて、B2C および B2B両方のエネルギー調達・生成の取り組みをサポートする高度な役割を、幅広い分野で担ってきました。 

過去1年にわたって、ACTは持続可能性に関する多数のイニシアチブに取り組み、特に120 TWh以上の再生可能エネルギーをお客様が調達する支援を行いました。2023年、ACTは米国に本拠を置くソフトウェア企業、Green Project Technologiesを買収しました。同社は排出量の会計を単純化するSaaSプラットフォームを提供しています。この買収によって、ACTとパートナーを組む企業が排出量を効率的に計算・管理・削減・軽減・開示できるようになりました。またACTは2023年に6番目のグローバルオフィスを開設しました。アムステルダム本社に続いて、ニューヨーク、パリ、上海、シンガポールと全世界で拡大し続けるオフィスのリストに、ロンドンが加わりました。 

Bridgepointは個人資産の増加に焦点を合わせた、世界をリードする投資企業の1つであり、ACTに投資をしています。同社のパートナーであるOlivier van Riet Paapは、次のように述べています。「Colin には折り紙付きの実績があります。彼は一貫して総合的な価値を生み出しており、成長とリスクのバランスを取るのに長けています。その一方で、エネルギー移行に積極的に取り組む国際企業の企業文化と顧客中心主義も強化しています。ACTは持続可能な未来の構築を後押しする企業や機関をサポートする、精力的なESG推進企業です。彼こそがACTの素晴らしい地位をさらに発展させるのにふさわしいリーダーであることは、間違いありません」